タイトル:毎月勤労統計調査 平成12年2月分結果速報及び平成11年年末賞与

     の結果(確報)

     [前年同月比でみて]

     ・きまって支給する給与は、1.5%の増加

     ・所定外労働時間は、4ヵ月連続の増加

     ・常用雇用は、18ヵ月連続の減少

     ・11年年末賞与は、3.1%減と3年連続の減少

発  表:平成12年3月31日(金)

担  当:労働省労働大臣官房政策調査部

     統計調査第一課     

                 電 話 03-3593-1211(内線5235,5236)


    

概  況

1 賃     金
所定内給与は、前年同月比1.4%増の265,227円と
なった。所定外給与は、3.9%増加し、きまって支給する給与は、1.5%増の
283,839円となった。特別に支払われた給与は、4.1%減少し、現金給与
総額は、1.5%増の286,072円となった。
 実質賃金は、前年同月比2.4%増と2ヵ月連続の増加となった。
 
 
2 労 働 時 間
総実労働時間は、前年同月比1.4%増の153.3時間と
なった。このうち所定外労働時間は、3.2%増と4ヵ月連続の増加となった。製
造業の所定外労働時間は、11.6%増と3ヵ月連続で2桁の増加となった。

 
 
3 雇     用
常用雇用は、前年同月比0.2%減と18ヵ月連続の減少
となった。このうち、一般労働者は、0.8%減で25ヵ月連続の減少となったが
、パートタイム労働者は、2.3%増と引き続き増加した。
 
 
4 年末賞与の結果
平成11年年末賞与は、477,805円、10年の年末
賞与に比べ3.1 %減で、年末賞与としては3年連続の減少となった。
 
 

 

(調査産業計、事業所規模5人以上)



現金給与総額   きまって
支給する給与
所定内給与 所定外給与 特別に支払
われた給与
286,072

( 1.5)
283,839

( 1.5)
265,227

( 1.4)
18,612

( 3.9)
2,233

(-4.1)



総実
労働時間
所定内
労働時間
所定外
労働時間
出勤日数 所定外
労働時間
(製 造 業)
153.3
時間
( 1.4)
143.6
時間
( 1.4)
9.7
時間
( 3.2)
19.9

<0.3>
13.5時

(11.6)





常用労働者 一般労働者 パートタイム
労 働 者
入 職 率 離 職 率
43,181
千人
(-0.2)
34,610
千人
(-0.8)
8,571
千人
( 2.3)
1.59

<-0.06>
1.86

<-0.06>
 注) ( )内は前年同月比(%)、< >内は前年同月差(ポイント又は日)である。




   
   

1 賃  金



   2月の一人平均現金給与総額は、規模5人以上で前年同月比1.5%増の286

  ,072円であった。

   現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、1.5%増の283,839円と

  なった。所定内給与は、1.4%増の265,227円となった。所定外給与は、

  3.9%増(10ヵ月連続の増加)の18,612円と増加し、特別に支払われた給

  与は、4.1%減の2,233円となった。

   実質賃金は、前年同月比2.4%増と2ヵ月連続の増加となった。 

  

  賃金の推移のグラフ 第1表 時系列表第1表



   

2 労働時間



   2月の一人平均総実労働時間は、規模5人以上で前年同月比1.4%増の153.

  3時間であった。

   総実労働時間のうち、所定内労働時間は、1.4%増の143.6時間であった。

  所定外労働時間は3.2%増の9.7時間となった。



   また、製造業の所定外労働時間は、11.6%増の13.5時間と3ヵ月連続の2

  桁増となった。季節調整値では、前月比0.6%減であった。 

  

  労働時間の推移のグラフ 第2表 時系列表第2表



   

3 雇  用



   2月の常用雇用の動きをみると、全体では規模5人以上で前年同月比0.2%減と

  18カ月連続の減少となった。一般労働者は0.8%減と25ヵ月連続で減少し、パ

  ートタイム労働者は2.3%増と引き続き増加した。

   主な産業についてみると、製造業2.0%減、卸売・小売業,飲食店1.4%減、

  サービス業2.1%増であった。 

  

  雇用の推移のグラフ 第3表 時系列表第3表



  
4 平成11年年末賞与の結果



   平成11年の年末賞与(平成11年11月〜平成12年1月の「特別に支払われた

  給与」のうち、賞与として支給された給与を特別集計したもの)は、前年比3.1%

  減の477,805円と、年末賞与としては3年連続の減少となった。

   また、主な産業についてみると、製造業6.0%減、卸売・小売業,飲食店4.3

  %減、サービス業1.0%減であった。 

  

  年末賞与の前年比の推移のグラフ

  表1 賞与の前年比(%)の推移 表2 平成11年年末賞与の産業別支給状況


  付表 時系列表第4表 時系列表第5表 時系列表第6表   


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