JILPT・日本キャリア教育学会 共催シンポジウム(2018年12月7日)
ツールを用いた就職支援とキャリア教育
進路指導や就職支援において、従来、様々な適性検査やキャリアガイダンスツールが用いられてきました。近年は、キャリア教育においても、自己理解、職業理解の一環として、検査やツールの実施がみられるようになっているほか、進学率の上昇に伴う生徒や学生の多様化により、進路選択に対する意識形成が充分でない者、就職活動や職業選択に困難を抱える者への対応も重要課題となっており、検査・ツールを用いた支援方法も少しずつ広がりを見せています。しかし一方で、検査やツールの活用については、実施してはいるものの結果がうまく利用できていないとか、有効活用できているか自信がないという声を聴くのも事実です。そこで、本シンポジウムでは労働政策研究・研修機構が開発してきた検査やツール(GATB、職業レディネス・テスト、OHBYカード)を取り上げ、開発者の視点から若者の就職支援やキャリア教育における検査の有効な活用について考えます。
開催概要
- 日時
- 2018年12月7日(金曜) 14時00分~17時15分(開場13時)
- 会場
- 大隈記念講堂 大講堂(東京都新宿区戸塚町1-104) アクセス
- 東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口 徒歩5分
- 都営バス(学02:高田馬場~早大正門間) 早大正門停留所からすぐ
- 主催
- 労働政策研究・研修機構(JILPT)
- 共催
- 日本キャリア教育学会
※本シンポジウムは、日本キャリア教育学会第40回研究大会のプレ企画の1つとして開催されます。詳しくは日本キャリア教育学会 第40回研究大会をご覧ください。
プログラム
※事情によりプログラムが変更となる場合があります。予めご了承ください。
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14時00分~17時15分
問題提起
就職支援・キャリア教育における検査やツールの役割(PDF:345KB)
- 室山 晴美
- 労働政策研究・研修機構理事
シンポジウム
モデレーター(司会)
- 安達 智子
- 大阪教育大学准教授
話題提供者
職業適性検査の実施を考える〜厚生労働省編⼀般職業適性検査(GATB)の活⽤をもとに〜(PDF:304KB)
- 深町 珠由
- 労働政策研究・研修機構主任研究員
- 室山 晴美
- 労働政策研究・研修機構理事
OHBYカードの活用 「カード式職業情報ツール」の開発と展開(PDF:508KB)
- 菰田 孝行
- 東京医科大学教育IRセンター
指定討論者
- 本間 啓二
- 日本体育大学教授
総合司会
- 下村 英雄
- 労働政策研究・研修機構主任研究員