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希望者全員の深夜業を免除/日航客室乗務員、収入は減
育児や介護のため深夜業務を免除する客室乗務員を75人に限定した日航に対し東京労働局が改善を指導した問題で、日航は15日までに、8月から希望者全員の深夜業務を免除することを決めた。
免除された乗務員の基本給や乗務手当は、日割り計算で支給する制度に変わる。対象者には日帰り勤務が割り振られるが、数が限定されているため、1人当たりの乗務日数は大幅に減り、収入も落ち込む。
組合側は「母子家庭など弱い立場の生計を配慮してほしい」と改善を求めている。日航は「個別の事情は考慮するが、働いた分の賃金を支払うのが原則。育児・介護休業法の要件も満たしている」と説明している。
日航によると、国際線が多いなどの理由から深夜時間帯(午後10時〜翌日午前5時)にかからない勤務シフトは全体の約2%。深夜業務の免除を希望する人は4月時点で約160人。このまま制度が始まれば、8月の1人当たりの乗務日数は4日前後となり、収入も一般乗務員の5分の1程度になる見通し。
ある乗務員は「一定の収入が確保できるように最低限の乗務日数を定めたり、希望者には最長一泊程度の勤務でスケジュールを作成したりするなど、働きながら子育てができる対応策を検討してほしい」と話している。
深夜業務は、小学校就学前の子供や要介護状態の家族を持つ者から申請があった場合、原則として免除することが法律で定められている。
6月15日(共同通信) |