名古屋以西の私鉄やJRグループでも回答・妥結/交運労協の取りまとめ

(2011年3月23日 調査・解析部)

[労使]

陸海空の交通関係産別でつくる交運労協(65万人)では、加盟産別から各企業別交渉の結果を集約しており、震災復旧に向けた要となる産業だけに、交渉が大幅に遅れていたものの、名古屋以西の私鉄やJRグループなどで、回答・妥結の動きが出ている。私鉄総連はベア要求を掲げたが、各社ともベアゼロを回答し、定昇実施で落着。一時金(年間臨給)が焦点となったが名鉄が4.0カ月、近鉄2.0カ月・冬期別途協議、阪急基本給×4.42カ月、阪神4.0カ月+α(業績反映分)など、ほぼ前年並みの水準で妥結した。