政権与党としてマニフェストの見直しを/連合会長、トップ会談で表明

(2010年4月7日 調査・解析部)

[労使]

 

鳩山由紀夫首相と古賀伸明連合会長による「政府・連合トップ会談」が5日、首相官邸で開かれた。トップ会談は昨年12月以来2回目。古賀会長は、昨年の衆院選の民主党マニフェストの現実に即した修正を求めた。

古賀会長は同日の会見で、「野党のマニフェストと与党のマニフェストは、情報量や政権与党についた時の社会の景色など違いがある。政権与党だからこそ現れる課題や現象を加味して検証していく必要がある」などと話した。

また、会見では連合静岡の会長が3月末に記者会見した内容について説明。「吉岡会長は静岡の選挙区で2人擁立するためには民主党に要望したいことがあり、その一つとして小沢幹事長の辞任について言及した。公認権や人事権は党の専権事項。今回は他組織への越権行為であり、不適切な発言で不本意きわまりない。小沢幹事長と民主党にお詫びしたい」と謝罪した。