ヤマト運輸支店に是正勧告 運転手に残業代不払い/労基署

[判例命令]

大手運送会社ヤマト運輸で運転手の男性(38)に対し残業代の不払いがあったなどとして、横浜北労働基準監督署が同社の神奈川平川町支店に是正勧告を出していたことが16日、分かった。男性と支援する労働組合などが厚生労働省で記者会見して明らかにした。

勧告は8月25日付。男性によると、ヤマト運輸では専用の携帯端末で勤務時間を管理しているが、実際には端末の返却後もパソコン入力などの作業があるのに、残業時間に含まれていなかった。

弁護士がタイムカードに記録された時間などを基に計算して同社に約2年分を請求したところ、是正勧告後に請求額約190万円のうち約57万円分を未払いと認める回答が来た。別の運転手1人についても同様に未払いを認めたという。2人は既に退職した。

ヤマト運輸は「支店が労基署から是正勧告を受けたのは事実です」とコメントした。

(時事通信)
2016年11月16日