大和証券などに賠償命令 「追い出し部屋」で退職迫る/大阪地裁

[判例命令]

大和証券(東京)からグループ会社の日の出証券(大阪)に転籍の上、退職を迫る「追い出し部屋」で勤務させられたとして、男性社員(42)が両社に200万円の慰謝料などを求めた訴訟の判決が24日、大阪地裁であった。中島崇裁判官は「組織的、長期にわたる嫌がらせで悪質」と述べ、両社に150万円を支払うよう命じた。

中島裁判官は、一人きりの別室勤務や、新規顧客開拓業務への専従について、大和証券から了解を得ていたと認め、「退職に追い込むための嫌がらせ」と指摘した。転籍の無効確認については、男性が書面で同意しているため、請求を退けた。

判決によると、男性は1998年、大和証券に入社。2012年10月、日の出証券に出向し、13年4月に転籍した。

大和証券広報部の話

主張が一部認められなかったことは遺憾。控訴するかどうかも含め検討する。

(時事通信)
2015年4月24日