長時間労働でJCB書類送検 役員ら4人、労基法違反容疑/監督署

[行政]

大手クレジットカード会社「ジェーシービー(JCB)」(東京都港区)が昨年、社員7人に違法な長時間労働をさせたとして、三田労働基準監督署(同区)は19日、労働基準法違反の疑いで取締役2人ら計4人と同社を東京地検に書類送検した。

同監督署によると、取締役らは昨年2~3月、本社勤務の社員7人に対し、労使協定で取り決めた残業時間の限度(月80時間)を超え、1カ月当たり約93~147時間の残業をさせた疑い。

同社に対しては過去10年間に複数回、是正勧告していたが、改善されなかったという。取締役らは違法な長時間労働を黙認しており、社員らの残業代は支払われていた。

同社は「今回の事態を重く受け止め、適切な労働時間管理態勢の強化と法令順守意識の徹底に取り組む」とコメントした。

(時事通信)
2015年11月19日