行政

未払い残業2年で18億円 大阪ガス、労基署が勧告

共同通信によると、大阪ガスは22日、2003年1月から 2005年1月までの約2年間に、総額 18億3,700万円分の未払い残業があったと発表した。

対象となる社員は 3,800人で、未払い分の平均は一人当たり月 5.6 時間(1万 9,000円)。最高は2年1カ月間に約 1,000時間で、16人いた。未払い分は4月に精算、支給する。

昨年以降、東大阪労働基準監督署(大阪府東大阪市)など3つの労基署から「時間外労働の賃金の一部が支払われていない」などと是正勧告があり、同社が内部調査していた。

同社人事部は「社員が時間外労働を過少申告していた。組織的とは認識しておらず、上司がカットしたり、少なく申告させたりしたことはない」としている。

同社によると、調査は全社員 5,385人を対象に実施。電子メールの送信時間やパソコンの稼働記録と、残業の申告時間を照合し、本人に確認した結果、過少申告が判明した。2003年1月時点の時間外賃金の支給対象社員は 4,757人で、約 80%が実際より少なく申告していたことになる。

同社は今後、退社時間をカードで電子的に記録するシステムを導入し、労働時間の管理をより正確に行うことを検討している。

 

2005年3月22日


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