平成10年3月高校・中学新卒者の就職内定状況等
(平成9年11月末現在)について
労働省では、平成9年11月末現在における来春の高校・中学新卒者の就職内定状況等を取りまとめた。
その概要は次のとおりである。
〔高校新卒者〕(第1表)……求人倍率・就職内定率は前年同期より若干上昇。
- 求人数は49万9千人で前年同期に比べ2.4%増加。
- 求職者数は29万人で前年同期に比べ5.3%減少。
- 求人倍率は1.72倍となり、前年同期を0.13ポイント上回る。
- 就職内定者数は23万4千人であり、就職内定率は80.8%で、前年同期を0.5ポイント上回る。就職内定率を男女別に見ると、男子は84.4%(前年同期を0.1ポイント下回る)、女子は77.0%(前年同期を0.9ポイント上回る
)。
〔中学新卒者〕(第2表)……求人倍率は前年同期より低下
- 求人数は1万1千人で、前年同期に比べ18.7%減少。
- 求職者数は1万人で、前年同期に比べ0.1%増加。
- 求人倍率は1.14倍で、前年同期を0.27ポイント下回る。
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(参考)
平成10年3月高校・中学新卒者の選考・内定開始期日は、文部・労働両省により、
次のように定められている。
- 高 校 平成9年9月16日以降
- 中学校 平成10年1月1日以降(指定積雪地にあっては平成9年12月1日以降)
第3表 高校・中学〜求人・求職・就職内定状況の推移
第4表 高校新卒者の就職内定率・決定率の推移