労働省では、平成9年9月末現在における来春の高校・中学新卒者の就職内定状況等を取りまとめた。
その概要は次のとおりである。
〔高校新卒者〕(第1表)……求人倍率・就職内定率は前年同期より若干上昇。
- 1)求人数は47万人で前年同期に比べ4.8%増加。
- 2)求職者数は28万9千人で前年同期に比べ6.0%減少。
- 3)求人倍率は1.62倍となり、前年同期を0.16ポイント上回る。
- 4)就職内定者数は16万1千人であり、就職内定率は55.6%で、前年同期を3.1ポイント上回る。就職内定率を男女別に見ると、男子は59.6%(前年同期を3.5ポイント上回る)、女子は51.5%(前年同期を2.7ポイント上回る
)。
〔中学新卒者〕(第2表)……求人倍率は前年同期より若干低下
- 1)求人数は9千人で、前年同期に比べ16.2%減少。
- 2)求職者数は9千人で、前年同期に比べ0.4%増加。
- 3)求人倍率は1.04倍で、前年同期を0.20ポイント下回る。
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(参考)
平成10年3月高校・中学新卒者の選考・内定開始期日は、文部・労働両省により、次のように定められている。
- 高 校 平成9年9月16日以降
- 中学校 平成10年1月1日以降(指定積雪地にあっては平成9年12月1日以降)
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