タイトル:平成13年3月高校・中学新卒者の就職内定状況等
(平成13年1月末現在)について
発 表:平成13年3月9日(金)
担 当:厚生労働省職業安定局業務指導課
電 話 03-5253-1111(内線5775)
03-3502-6774(夜間直通)
厚生労働省では、平成13年1月末現在における今春の高校・中学新卒者の就職内
定状況等を取りまとめた。
その概要等は次のとおりである。
〔高校新卒者〕(第1表)
(1) 求人数は25万9千人であり、前年同期を2.4%上回る。
(2) 求職者数は22万人で前年同期に比べ0.6%増加。
(3) 求人倍率は1.18倍で、前年同期を0.02ポイント上回る。
(4) 就職内定者数は17万7千人(前年同期比2.1%増)であり、就職内定率
は80.5%で、前年同期を1.2ポイント上回る。就職内定率を男女別に見
ると、男子は85.2%(前年同期を1.4ポイント上回る)、女子は
75.5%(前年同期を0.9ポイント上回る )。
〔中学新卒者〕(第2表)
(1) 求人数は5千人で、11月末から1千人増加しており、前年同期比も11月
末現在の21.0%減から1月末現在は15.2%減へと前年との格差は縮小。
(2) 求職者数は7千人で、前年同期に比べ5.3%減少。
(3) 求人倍率は11月末現在の0.45倍から0.25ポイント改善し、
0.70倍となり、前年同期を0.08ポイント下回る状況。
(4) 就職内定率は24.4%で、前年同期を0.8ポイント下回る。男女別に
見ると、男子は25.5%(前年同期を0.4ポイント下回る)、女子は
22.2%(前年同期を1.8ポイント下回る)。
【高校・中学新卒者の就職支援について】
依然として厳しい就職環境が続いているが、積極的な求人開拓、就職準備講習の実
施(3月まで9千人以上が受講)、就職面接会の開催(12月までに93回開催)等
により、高校生の就職内定率は前年を上回っている。厚生労働省としては、今後も各
ハローワークにおいて未内定者のために一般求人も活用しながら、一日も早く就職決
定に至るよう支援に全力を挙げる。
第3表 高校・中学新卒者の求人・求職・就職内定状況の推移
(参考)
平成13年3月高校・中学新卒者の選考・内定開始期日は、文部科学・厚生労働両
省により、次のように定められている。
・高校平成12年9月16日以降
・中学校平成13年1月1日以降
(指定積雪地にあっては平成12年12月1日以降)
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