タイトル:心理的負荷による精神障害等に係る業務上外の判断指針について 発 表:平成11年9月15日(水) 担 当:労働省労働基準局補償課職業病認定対策室 電 話 03-3593-1211(内線5463) 03-3502-6750(夜間直通)
1 業務による心理的負荷を原因として精神障害を発病し、あるいは自殺したとして 労災請求が行われる事案が近年増加している。 労働省では、このような現状を踏まえ、労災請求事案の処理を直接行う全国の労 働基準監督署が、精神障害等の労災請求事案を迅速・適正に処理するための判断の よりどころとなる指針を策定するため、平成10年2月から精神医学等の専門家で 構成される「精神障害等の労災認定に係る専門検討会」を開催し、精神障害等の労 災認定について、精神医学等の専門的見地からの検討を行ったところ、平成11年7 月29日に検討結果が取りまとめられたところである。 2 労働省では、この検討結果を踏まえ、今般、「心理的負荷による精神障害等に係 る業務上外の判断指針」(以下「判断指針」という。)を策定し、平成11年9月14 日付けで都道府県労働基準局長あて通達することとしている。 3 判断指針の概要は別紙のとおり。