日本労働研究雑誌 2003年10月号(No.519)


特集:ホワイトカラーの労働時間をめぐる最近の動向と課題


提言

多様性の時代の「何故?」に応える─労働政策研究・研修機構発足にあたって

小野旭(労働政策研究・研修機構理事長)

特集解題

ホワイトカラーの労働時間をめぐる最近の動向と課題

『日本労働研究雑誌』編集委員会

論文

ホワイトカラーの労働時間制度のあり方

島田陽一(早稲田大学教授)

紹介

フランスのホワイトカラー労働時間制度―オブリーとフィヨンがわれわれに語りかけるもの

水町勇一郎(東北大学助教授)

ホワイトカラーの労働時間に関するドイツの法規制

橋本陽子(学習院大学助教授)

アメリカ公正労働基準法におけるホワイトカラー・イグセンプション―規則改正の動向を中心に

梶川敦子(同志社大学大学院)

論文

人事管理の変化と裁量労働制

佐藤厚(労働政策研究・研修機構主任研究員)

紹介

サービス残業の実態と労働組合の対応

鈴木不二一(連合総合生活開発研究所副所長)

論文(投稿)

大手銀行におけるホワイトカラーの昇進構造―キャリアツリーによる長期昇進競争の実証分析

上原克仁(一橋大学大学院)

研究ノート(投稿)

交替制職務の社内公募制をめぐる労使交渉―ある電機メーカーのケース

岩田憲冶(摂南大学講師)

書評

佐口和郎・橋元秀一編著『人事労務管理の歴史分析』

石田光男(同志社大学教授)

脇田成著『日本の労働経済システム―成功から閉塞へ』

宮内環(慶應義塾大学助教授)

読書ノート

久本憲夫著『正社員ルネサンス』―多様な雇用から多様な正社員へ

末吉武嘉(元(財)連合総合生活開発研究所研究員)

資料

労働文献目録

労働政策研究・研修機構