日本労働研究雑誌 2002年特別号(No.510)


2002年労使関係研究会議報告 雇用・失業問題


第1セッション:雇用創出の長期展望

論文

もの造り現場における問題発見・解決型熟練―二極分化傾向の背景

中馬宏之(一橋大学教授)

労働者派遣と規制緩和の果たす役割

小嶌典明(大阪大学教授)

第2セッション:転職・ジョブサーチ・雇用保険

論文

若年パートタイム・有期限雇用者の現状と問題―日本とオランダの高等教育修了者実態調査より

小杉礼子(日本労働研究機構主任研究員)

失業手当の受給実態

小原美紀(政策研究大学院大学助教授)

第3セッション:雇用調整の法と経済

論文

雇用調整助成金の政策効果について

神林龍(東京都立大学助教授)

中馬宏之(一橋大学教授)

大橋勇雄(一橋大学教授)

中村二朗(東京都立大学教授)

阿部正浩(獨協大学専任講師)

雇用調整の法―なぜ解雇規制は必要なのか?

水町勇一郎(東北大学助教授)

自由論題セッション

論文概要

人材紹介会社における転職候補者の面接時の評価について

西山昭彦(東京ガス都市生活研究所長)

学歴エリート女性のキャリアにおける能力や適性の役割

原琴乃(大阪大学大学院)

松繁寿和(大阪大学助教授)

梅崎修(政策研究大学院大学)

パートと正社員の賃金格差と納得についての分析

永瀬伸子(お茶の水女子大学助教授)

雇用継続者の条件

高木朋代(一橋大学大学院)

構内請負企業の実態と今後の課題

木村琢磨(東京大学大学院)

非正社員化と職場組織

山口純子(法政大学非常勤講師)

介護労働における労使関係

関谷みのぶ(日本女子大学大学院)

中国の雇用、失業の動向をどう見るべきか

張紀潯(城西大学助教授)