1998年 学界展望
労働調査研究の現在─1995~97年の業績を通じて

学界展望とは、第一線で活躍中の研究者による座談会形式で、学界の主要業績を振り返るとともに、今後の研究動向を展望しようとする「日本労働研究雑誌」2・3月号恒例の特集企画です。

日本労働研究雑誌 1998年2・3月号(No.453) 掲載 2006年10月 Web公開 全文印刷用


目次

出席者紹介

  1. はじめに , 参考文献
  2. 1. 中小企業
  3. 2. ホワイトカラーの雇用管理とその国際比較
  4. 3. 柔軟な働き方
  5. 4. 高齢化・中途採用・職業資格と労働市場
  6. 5. 女性労働問題
  7. 6. 未組織分野(中小企業)・管理職層の労使関係
  8. おわりに

出席者紹介

八代 充史(やしろ・あつし)慶應義塾大学助教授

1959年生まれ。慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。慶應義塾大学商学部助教授。労務管理・労働経済専攻。商学博士。主な著書に『大企業ホワイトカラーのキャリア─異動と昇進の実証分析』(日本労働研究機構、1995年)など。

松繁 寿和(まつしげ・ひさかず)大阪大学助教授

1957年生まれ。オーストラリア国立大学にてPh.D取得。大阪大学大学院国際公共政策研究科助教授。労働経済学専攻。主な論文に、「電機B社大卒男子従業員の勤続10年までの異動とその後の昇進」、『「昇進」の経済学』(東洋経済新報社、1995年)など。

佐藤 厚(さとう・あつし)日本労働研究機構副主任研究員

1957年生まれ。法政大学大学院博士課程修了。日本労働研究機構副主任研究員。産業社会学・人事・労務管理論専攻。主な著作に労働省編『知的創造型労働と人事管理』(共著、大蔵省印刷局、1997年)など。