資料シリーズ No.39
「日本的高卒就職システム」の変容と模索
―資料編―

平成 20 年 6月 10日

概要

本資料シリーズは、当機構のプロジェクト研究「新たな経済社会における能力開発・キャリア形成支援のあり方に関する研究」のサブテーマである「キャリア形成弱者の実態と支援に関する調査研究」のうち、初年度の成果にあたる労働政策研究報告書No.97 『「日本的高卒就職システム」の変容と模索』の資料編にあたります。

多くの先進諸国において、早い段階で学校を離れる若者たちは失業しやすく、安定的な就業が難しい層であること指摘されています。こうした中で、日本の高校新卒者の学校斡旋の仕組みは、若者の職業生活への移行を助けるものと国際機関からも評価されていました。1990年代の景気後退とともに、これは大きく揺らいだといわれますが、近年の高卒求人増加によってどのように変化したのでしょうか。

そこで本研究では、高卒就職の最近の10年間の変化に焦点をあて、統計分析を行うとともに、ハローワーク、高校、企業に対してインタビュー調査を実施しました。

本編にあたる報告書No.97『「日本的高卒就職システム」の変容と模索』では、分析と調査研究の結果を踏まえ、(1)高校とハローワークの連携強化、(2)高校のカリキュラムに対する企業の連携強化、(3)保護者に対する個別相談機能の充実、などを提言しています。

本文

執筆者

筒井 美紀
京都女子大学 准教授
小杉 礼子
JILPT 人材育成担当 統括研究員
堀 有喜衣
JILPT 人材育成担当 研究員
中島 史明
JILPTアドバイザリー・リサーチャー
木村 祐子
JILPT 臨時研究員

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研究調整部 研究調整課 お問合せフォーム新しいウィンドウ
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