調査シリーズ No.62
相談機関におけるキャリア支援プログラムの実態調査
― キャリア選択支援ツール開発のために ―

平成 21 年 6月 24 日

概要

学校を卒業し、職業人へ移行する時期の若年者にとって、先々の職業人生を予測した上で現在の行動や方向性を決めることは、決して易しいことではありません。世の中には良くも悪くも様々な情報があふれており、そのような状況の下で、何を頼りにして意思決定していけばよいのか、迷いがあって当然とも言えます。その迷いに対し、様々な角度から将来の可能性を照らし出していく手段の一つが、キャリアガイダンスです。職業人生を決定する主体はあくまでも若年者本人ですが、その手助けとして様々なキャリア支援プログラムやツールを提供してゆくのがキャリアガイダンスの重要な使命であり、役割でもあります。

キャリアガイダンスは、学校の進路指導の現場以外にも、ハローワークをはじめとする様々な職業相談機関で提供されています。ガイダンスの内容は、その相談機関に来所する対象者の性質や、機関の置かれた客観的な状況等によって異なります。また、雇用情勢の変化にも敏感に対応し、柔軟で機動的なプログラムが提供されています。そのようなプログラムの内容や特徴には、キャリアガイダンスのあり方を考える上での多くの情報やヒントや詰まっています。

本資料は、相談機関を対象として、そこで提供されているキャリアガイダンスプログラム、特にグループワークの手法を用いた動的なプログラムの有無やその内容についてヒアリング調査を行い、その結果をとりまとめたものです。

本文

執筆担当者

深町 珠由
労働政策研究・研修機構 研究員

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