ディスカッションペーパー 04-003
在宅・SOHOワークと女性の就業継続

平成16年4月12日

概要

出産・育児期等を通じた女性の就業継続の手として期待される「在宅・SOHOワーク」についてヒアリング調査を行い、「家庭(特に育児)との両立」は実態として確保されているか、また、継続実施が簡単ではないと見られるなかで、在宅・SOHOワーカーがどのようなプロセスを経て、職業キャリアを発展させているか、さらに、仕事の確保難などの問題点の解決策として注目される「グループワーク・ワーカー登録会社」の実態はどうか、という3つの視点から検討を行ったものです。

その結果、(1)育児との両立のためには育児の外部化や夫の参画が不可欠であること、(2)キャリア発展は多面的な性格の在宅・SOHOワーカーを生み出していること、(3)能力向上は基本的に自助努力によるものであること、(4)グループワークは様々なメリットとともに運営の不安定さを抱えていること、(5)インターネット上で会社員と同じような仕事ができることをコンセプトとする登録会社の発展事例がみられること、などが明らかになりました。

本文

執筆担当者

神谷 隆之
(労働政策研究・研修機構 主任研究員)

入手方法等

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非売品です

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※本論文は、執筆者個人の責任で発表するものであり、労働政策研究・研修機構としての見解を示すものではありません。

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