失業率、依然低水準で推移
国家統計局(NSO)が発表したところによると、06年12月の失業率は1.0%と、前年同月比で0.4ポイント、前月比で0.2ポイントの低下であり、過去約9年間で最低、依然低水準を維持している。失業者数は36万人であった。12月末時点のタイの人口は6549万人、うち労働力人口は3699万人となっている。失業率は1997年の第3四半期に0.9%を記録、昨年7月にも1.1%まで低下しているが、これに準じる記録となっている。
地域別では、北部が1.2%、南部と東北部が1.0%、中部が0.9%、バンコクが0.7%であり都市部が堅調、前年同月に比べ横ばいだった北部を除く全地域で低下した。
業種別就業者数は、農業が前年同月から6万人増の1,583万人、非農業が3万人減の2075万人だった。他方、製造業の減少は31万人と比較的大きいものとなっている。
出所
- NNA他
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