第4次賃金改革の動向

カテゴリー:労働条件・就業環境

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  • 国別労働トピック:2006年9月

現在、ベトナムでは国家行政改革マスタープラン(注1)の一環として賃金改革が実施されている。最低賃金は4つの指標((1)最低生活必需品(2)経済の引受能力(3)市場同行(4)消費者物価指数(CPI))によって決定される。

国内企業に対する最低賃金は2001 年の21 万ドンから2003 年には29 万ドン、2005 年10 月には35 万ドンに引き上げられており、併せて退職手当などの水準も増加している。労働・病症兵・社会問題省(Molisa)は2006 年10 月1 日から最低賃金を40 万ドンまで引き上げるとしている。

現在、国内企業と外資企業において別建ての最低賃金が設定されており、外資企業の最低賃金は2006年2月に改定されている。

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