活況な小型車市場
インドの自動車市場が活況を見せている。インド自動車工業会がまとめた4-6月の国内自動車販売は40万7476台と、前年同期比26%増加した。2005年度(05年4月-06年3月)通年の伸び率(8.2%)を大きく上回る勢い。(注1)
インドの自動車市場は、経済成長を背景に拡大が続いている。とりわけ1000ccクラスの小型車の売れ行きが好調で、トヨタ、ホンダ、GMなどが相次いで、小型車生産に注力するとしている。
このうち1997年にトヨタが現地企業と合弁で設立したトヨタ・キルロスカ・モーターは、小型車の増産に合わせて、2007年バンガロールに職業訓練機関を設置するとしている。同社はこれまで、インド人社員の一部を研修の形で日本に送り出してスキルアップを図ってきた。今回、職業訓練機関を新たに設置し約80名に対し訓練を実施することで、2008年に開設が予定されている製造工場に人材を供給することが期待されている。
注
- NIKKEI NET 2006年7月12日配信記事に基づく。
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