通信タイム・ドットコム、400人削減へ

カテゴリー:雇用・失業問題

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  • 国別労働トピック:2006年12月

通信会社のタイム・ドットコムは1日、希望退職制度(VSS)を導入し、人員を削減すると発表した。リストラの一環として従業員数の最適化を図り、競争力を維持するのが狙い。子会社のタイム・リーチを除く全グループ企業で退職者を募集し、約400人の退職を見込む。

応募の締め切りは11月末で、12月にも結果を明らかにする。勤続1年当たり1.8-2カ月分の月給に相当する退職金を支払い、未消化分の有給なども買い取る予定。VSSの費用として2200万リンギを準備している。

グループの従業員数は現在、約1800人。退職枠が埋まれば人員は大幅に減少する。

タイムは今回のVSSについて、「競争力と効率性を改善するために有利な人員の最適化を目的とする」と説明。一方、グループの業務で支障を出さず、サービスの質も維持する考えを示した。

VSSの対象になるのは、タイム・ドットコム本体のほか、子会社のタイム・ドットネット、TTドットコムの2社。

出所

  • 海外委託調査員レポート12月より

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