コンピュータ・セキュリティー・エンジニアが有望職種の筆頭
韓国の職業教育訓練研究機関がこのほど実施した367職種の10年後の成長見通しに関する調査結果では、最も有望な職種は「コンピュータ・セキュリティー・エンジニア」であることが分かった。韓国ではコンピュータ及びインターネットの普及に伴い情報保護に対する関心が急速に高まっており、コンピュータ・セキュリティーに対する需要は拡大傾向にある。また同職種の賃金も上昇している。
調査結果では、最高5ポイント評価に対し、コンピュータ・セキュリティー・エンジニアは4.41ポイント、次いで有望視される職種は、コングロマリット企業正社員4.23、航空機エンジニア、ロボット・エンジニアがともに4.20、貿易会社員4.12、文化・芸術・デザイン分野の行政官、放送関係職がともに4.10、アセット・マネージャーが4.07などとなっている。
そのほか、今後需要の伸びが予想される職種として、財物損壊調整、翻訳、ソフトウェア開発、会計士、スポーツトレーナーなどが上がっている。
他方、医師及び弁護士については、競争が激しくなっていることから、職業的魅力が減退していくだろうと予測している。
参考
- Korea Times
2006年12月 韓国の記事一覧
- 男女間の賃金格差が縮小へ
- コンピュータ・セキュリティー・エンジニアが有望職種の筆頭
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