国連の移民労働者条約に調印

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  • 国別労働トピック:2004年10月

インドネシア外務省は、インドネシアが9月22日、国際連合の「全ての移民労働者とその家族の権利保護に関する国際条約」(注1)に調印したことを明らかにした。ジャカルタ・ポスト・オン・ラインが伝えた。調印を行った外務大臣によれば、これは「インドネシア移民労働者とその家族の保護に関する、政府の責任を反映したもの」だという。

インドネシア外務省によれば、国外で働くインドネシア人移民労働者は約300万人。そのうちマレーシアで不法就労していた移民数万人の強制送還が、まもなく始まる。その大部分の送還は来年1月までに、集中的に行われる予定。

インドネシア議会はまだこの条約を批准していない。

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