開催案内:第8回国際シンポジウム
ドイツの労働市場改革
―正と負の実像、将来への展望―
(2006年3月15日)

ドイツでは「ハルツ法」と呼ばれる労働市場改革関連法が2003年までに成立し、2005年1月には、その中核となるハルツ第Ⅴ法が施行されました。同法はこれまでの「失業扶助」と「社会扶助」(生活保護に相当)を統合し、働くことが可能な人すべてに対して、「失業給付Ⅱ」支給と同時に就労への結び付きを課する内容になっています。昨年秋の選挙、大連立政権の誕生を経て、今年からはハルツ諸法に盛り込まれた施策の評価がなされ、それに基づいて、さらに改善に向けての取り組みが進められる段階に入りました。このような状況を踏まえ、ドイツから政労使の専門家を招いて、労働市場改革の現状と展望をテーマに国際シンポジウムを開催いたします。

お申込は終了させていただきました


  • 日時:2006年3月15日(水)13:30~17:30
  • 場所:大同生命霞ヶ関ビル6階 (東京都千代田区霞ヶ関1丁目4番地2号)
  • 主催:独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)
  • 通訳:独語同時通訳
  • 参加費:無料
  • お問い合わせ先:国際研究部

プログラム

13:30-13:35
開会あいさつ
13:35-14:05
報告「労働市場改革:評価と今後の課題」
 ペーター・ユーリッヒャー (ドイツ連邦労働社会省国際雇用・労働政策部長)
14:05-15:05
報告「労働市場政策の問題点と望ましいあり方」
パートⅠ: ヨハネス・ヤコブ (ドイツ労働総同盟労働市場・国際社会政策部長)
パートⅡ: ユルゲン・ヴトゥケ (ドイツ使用者団体連盟労働市場政策部長)
15:05-15:20
休憩
15:20-15:40
報告へのコメント 
根本到 (神戸大学助教授)
15:40-17:00
パネルセッション 「ドイツの労働市場改革」
モデレータ 
  • 根本到 (神戸大学助教授)
パネリスト 
  • ペーター・ユーリッヒャー (ドイツ連邦労働社会省国際雇用・労働政策部長)
  • ヨハネス・ヤコブ (ドイツ労働総同盟労働市場・国際社会政策部長)
  • ユルゲン・ヴトゥケ (ドイツ使用者団体連盟労働市場政策部長)
17:00-17:30
質疑応答