開催案内:第5回国際シンポジウム
グローバリゼーションと企業の社会的責任(CSR)
―労働の視点からみた多国籍企業のサプライチェーンにおける
CSRの実際―
(2005年3月24日)
企業の海外事業展開が進むなか、人権、労働条件、就業、環境等に配慮した経営をめぐる議論が活発になっています。特に、多国籍企業では、総合的な視点からステークホルダーを意識した企業の社会的責任(CSR)が問われるようになっており、その失敗は、企業にとって多大な損失となるリスクをはらんでいます。
今回のシンポジウムでは、アジア地域の社会的責任投資(SRI)の拡大に貢献しているアジア社会責任投資協会(ASrIA)と国際労働機関(ILO)から専門家を講師として招き、人権・労働の分野に焦点をあて、多国籍企業がサプライチェーンで講じているCSR戦略や外部モニタリングの最新状況をご紹介します。また、こうした報告をもとに日本の学識・専門家を交えて異文化経営におけるCSRの課題を探りたいと考えています。皆様のご参加をお待ちしております。
お申込は終了させていただきました
- 日時:2005年3月24日(木)13:00-17:30
- 場所:東京都千代田区霞ヶ関 1丁目4番地2号 大同生命霞ヶ関ビル6階 >>
- 主催:独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)
- 通訳:日英同時通訳
- 参加費:無料
- お問い合わせ先:国際研究部
プログラム
- 13:00
-
開会あいさつ
小野 旭 (労働政策研究・研修機構 理事長) - 13:10-13:45
- 基調報告「グローバリゼーションと企業の社会的責任(CSR)」
谷本寛治 (一橋大学大学院商学研究科教授) - 13:45-14:20
- 報告「企業評価のあり方と日本企業」
メリッサ・ブラウン (ASrIA事務局長) - 14:20-14:55
- 報告「労働におけるCSRとマネジメントシステムの構築」
イヴァンカ・マミック (ILOテクニカルオフィサー) - 14:55-15:15
- 休憩
- 15:15-16:55
- パネルセッション「多国籍企業のサプライチェーンとCSR」
モデレーター:岡田仁孝(上智大学比較文化学部教授)
パネリスト:- メリッサ・ブラウン(ASrIA事務局長)
- イヴァンカ・マミック(ILOテクニカルオフィサー)
- 吾郷眞一(九州大学法学部教授)
- 逢見直人(UIゼンセン副会長)
- 鈴木 均(日本電気株式会社CSR推進本部統括マネジャー)
- 16:55-17:15
- 質疑応答
- 17:15-17:30
- 総括コメント
谷本寛治 (一橋大学教授) - 17:30
- 閉会