開催案内:第12回国際フォーラム
ドイツ大連立政権の誕生と労働組合
―マルティン・ポール氏
(在日ドイツ大使館労働社会担当参事官)講演―
(2006年2月22日)
ドイツの労働組合は、中央組織のドイツ労働総同盟(DGB)をはじめとして、歴史的に社会民主党(SPD)と緊密な関係を保ってきました。しかし、SPDも社会経済の構造改革に取り組む過程で、労働市場改革政策などをめぐって労働組合と対立する局面が見られます。また、シュレーダー政権下で野党であったキリスト教民主・社会同盟(CSU/CDU)などは、2005年9月の総選挙に向けて、ネオ・リベラル色の強い政策を提起し、議論を引き起こしました。総選挙の結果は、SPDが過半数を維持できず、CSU/CDUとの大連立政権が発足しています。このような潮流の中で、今後ドイツの労働政策がどのように変化し、労働組合はその議論にどのように関わっていくのか。前労働組合幹部で今般在日ドイツ大使館に着任されたマルティン・ポール労働社会担当参事官を講師にお迎えして、国際フォーラムを開催いたします。
- 日時 :2006年2月22日(水)15:00~17:00
- 場所 :東京都千代田区霞ヶ関 1丁目4番地2号 大同生命霞ヶ関ビル6階
- 主催 :独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)
- 講演者:マルティン・ポール氏(在日ドイツ大使館労働社会担当参事官)
- コメンテーター:毛塚 勝利(中央大学教授)
- 参加費:無料
プログラム
- 15:00
- 開会
- 15:00-15:05
- 講師紹介
- 15:05-16:05
- 講演
「ドイツ大連立政権の誕生と労働組合」
(独語逐次通訳)
マルティン・ポール氏(在日ドイツ大使館労働社会担当参事官) - 16:05-17:00
- コメンテーターからのコメントおよび質疑応答
- 17:00
- 終了