講師プロフィール:第36回労働政策フォーラム
労働時間のフレキシビリティ:国際比較
(2009年1月23日)


Gerhard Bosch / ゲルハルト・ボッシュ  
<ドイツ> デュイスブルグ・エッセン大学社会学部教授

1972年ケルン大学卒業後、1977年ドルトムント大学にて博士号取得。ドイツ労働総同盟(DGB)研究機関、北ラインウェストファリア科学センター労働技術研究所等に勤務後、2007年より現職。専門分野は労働市場政策、労働時間、雇用政策、技能訓練等。EC、ドイツ家族省等の専門家チームにおいても活躍。

Samuel Rosenberg / サミュエル・ローゼンバーグ
<アメリカ> ルーズベルト大学経済学部教授

1970年ブランデイズ大学卒業後、1975年にカリフォルニア大学バークレー校にて博士号取得。専門分野は労働時間、労働市場分割化、人種・階級・性による不平等、および現代アメリカ経済史。ウィリアムズ大学、カリフォルニア大学バークレー校、カリフォルニア大学デイビス校を経て、1982年よりルーズベルト大学にて教鞭をとり、1993年より現職。

Colette Fagan / コレット・フェイガン
<イギリス> マンチェスター大学社会学部教授

1990年よりマンチェスター大学にて教鞭をとり、現在同大学欧州労働・雇用研究センター理事を務める。主な研究テーマは雇用における男女不平等問題、労働時間の国際比較。2004年よりECの男女及び社会的一体性と雇用に関する専門家チームメンバーとしてイギリス国内のみならず、広く欧米にて雇用問題の専門家として活躍。

Francois Michon / フランソワ・ミション
<フランス> 国立科学研究センター上席研究員

1943年生まれ。パリ第1大学、パリ第3大学にて教鞭をとる。専門分野は労働社会経済学、とくに労働市場、労働関係、雇用形態、労使関係、労働時間を主な研究テーマとする。

Dominique Anxo / ドミニク・アンクソ
<スウェーデン> ベクショ-大学経済統計学部教授

1979年フランスソルボンヌ大学卒業後、ヨーテボリ大学にて研究職、1988年に博士号取得。2004年より現職。専門分野は労働経済、労使関係、男女の賃金格差、労働時間管理、労働市場政策。欧州各国にて客員教授を歴任、他EUのプロジェクトにも参加。

小倉 一哉 / おぐら かずや 
<日本> 労働政策研究・研修機構主任研究員

1993年早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了。博士(商学)。1993年より日本労働研究機構(現・労働政策研究・研修機構)に勤務、現在に至る。専門分野は労働経済(労働時間・休暇、非正規雇用等)。主な著書に『エンドレス・ワーカーズ~働きすぎ日本人の実像』(日本経済新聞出版社)他。


モデレーター

鈴木 宏昌 / すずき ひろまさ
早稲田大学商学部教授

1964年早稲田大学経済学部卒。1969年フランスのルーアン大学にて博士号取得。1970年より13年間ILO本部に勤務の後、1986年より早稲田大学商学部助教授。1991年より現職。専門分野は労働経済学(労働経済論、労使関係、賃金問題)。主な研究テーマはワークシェアリング、雇用戦略、雇用形態の多様化。