講師プロフィール：第14回労働政策フォーラム
フリーター、ニートを企業は正社員として雇うのか？
（2005年10月26日）

Dr. Damien BROCHIER（ダミアン・ブロシエ）
フランス国立職業研究所（CEREQ） 研究員

労働経済学博士。研究テーマは、若年者の職業への移行過程、企業における生涯教育・能力管理政策、職業人養成に関する公共政策の評価など。

主な編著書に、『能力管理の実践（La gestion des competences, acteurs et pratiques）』（2003年 Editions Economica）、『人事異動に伴う職業の形成（La formation professsionnelle en mutation）』（2001年，Editions Liaisons）など。

吉田菊次郎（よしだ・きくじろう）
（株）ブールミッシュ 代表取締役社長

明治大学商学部卒業後渡欧し、フランス、スイスで製菓修業。その間数々の国際賞を受賞する。1973年に帰国、「ブールミッシュ」を開業。現在、同社の社長の他、全日本洋菓子工業会常任理事、日本アイスクリーム協会理事、フランス国立製菓学校顧問相談役など製菓・フード業界のさまざまな要職を兼ねる。また、職業訓練法人東京都菓子学園理事や「若者の人間力を高めるための国民会議」の委員など、若者の人材育成に力を入れている。文筆、テレビ、講演などでも活躍。俳号は南舟子。2004年フランス共和国農事功労賞シュバリエ、および厚生労働省から「現代の名工・卓越した技能者」を受賞。主な著書に『洋菓子事典』（主婦の友社）、『吉田菊次郎のお菓子に遭いたい』（時事通信社）など多数。

佐野　光司（さの・こうじ）
（株）ブードン 代表取締役社長

団塊世代の一期生、長男、猪年、Ｂ型、サラリーマンで入社した会社では一期生。
3年前に「人材育成企業」を標榜し、システム開発を業とし起業。（株式会社ブードン http://www.budong.jp）

100名雇用が目標、現在社員数25名。社員採用基準は7不問。快適な田舎企業を目指す。

林　登志男（はやし・としお）
（株）ディスコ 人財部長

中央大学卒業（労働法専攻）後トステム株式会社入社。以来、株式会社ソフトバンク、コナミ株式会社を経て現職に至るまで一貫して人事・労務を担当。各社において人事制度の構築・採用・研修・健康保険組合設立運営・その他人事全般の実務および管理に携わる。また、この間依頼により、大学・専門学校等においてキャリア事例の講師、都道府県労働大学等において人事制度事例に関し講師を務める。

社会保険労務士。日本労務学会、東京商工会議所労働委員会・同幹事会の委員等。

野原　博淳（のはら・ひろあつ）
フランス国立労働経済社会研究所（LEST-CNRS） 上級研究員

慶応義塾大学大学院を卒業後、1982年フランスの地中海大学（Universite de la Mediterranee, Aix-en-Provence）で博士号取得（経済学）。その後、フランス国立労働経済社会研究所（LEST： Laboratoire d'Economie et de Sociologie du Travail）に入り現在に至る。これまで、日本労働研究機構（JILPTの前身）の招聘研究員（1995-97年）、ケンブリッジ大学（英国）の客員研究員（2002-03年）などを務める。現在はコーネル大学（米国）のリサーチフェロー。専門分野は雇用システム、賃金決定メカニズム、技術革新の日仏比較。近年はOECD諸国における産学連携についても研究。

伊藤　実（いとう・みのる）
労働政策研究・研修機構（JILPT） 統括研究員

法政大学大学院博士課程修了、商学博士（中央大学）。青山学院大学大学院法学研究科講師、東京商工会議所労働委員会委員、高齢・障害者雇用支援機構「エイジフリー研究会」座長、ＮＨＫラジオ「ビジネス展望」レギュラーコメンテーター等を兼務。専門分野は、人事管理論、産業・経営論。主な著書に「人事革新の基本戦略」、「中小企業の人事・賃金制度改革」、「失業構造の研究」など。