開催報告:第38回労働政策フォーラム
雇用問題を考える —雇用の安定と創出に向けて
(2009年3月6日)

世界的な景気後退に伴い、わが国の経済・雇用情勢は急速に悪化している。生産調整を余儀なくされた企業が非正社員を中心に従業員を削減するなど、雇用問題は深刻化しており、政府はさまざまな緊急雇用対策を打ち出している。3月6日に東京・築地で開催された労働政策フォーラム「雇用問題を考える」での労使、行政、エコノミストの議論を中心に、雇用の安定確保策やセーフティネットのあり方、雇用創出の取り組みなどについて考える。

報告

経済情勢と雇用

藤井 宏一
JILPT統括研究員

現下の雇用失業情勢と雇用対策について

小川 誠
厚生労働省職業安定局雇用政策課長

「日本版フレキシュリティ・アプローチ」の導入を目指して

鶴 光太郎
経済産業研究所上席研究員

労働側の立場から

逢見 直人
連合副事務局長

経営側の立場から

紀陸 孝
東京経営者協会専務理事

<報告者プロフィール>

パネルディスカッション

コーディネーター

樋口 美雄
慶應義塾大学商学部教授