開催報告:第34回労働政策フォーラム
高校生のキャリア教育と就職支援を考える
―学校・企業・ハローワークの連携の中で―
(2008年10月 6日)

日本の高校新卒者の学校斡旋の仕組みは、バブル崩壊後、大きく揺らいだ。近年、高卒求人の増加によって変化が生じたといわれるなか、その実態はどうなっているのか。景気後退局面を迎え、今後求められる就職支援と学校段階におけるキャリア形成のあり方について、10月6日に東京・築地で開催した労働政策フォーラム「高校生のキャリア教育と就職支援を考える」や当機構の研究成果をもとに検討する。

問題提起:
高校生の就職支援・キャリア教育における高校・企業・ハローワークの連携

小杉 礼子
JILPT統括研究員

研究報告:高卒就職・キャリア形成支援の現状と課題―高校側を中心に

堀 有喜衣
JILPT副主任研究員

研究報告:労働需要側から見た高卒就職

筒井 美紀
京都女子大学准教授

パネルディスカッション

第一部 学校・企業・ハローワークからの報告

現場からの報告(1) 採用活動と教育研修は手づくりで

内田 純
アンテンドゥ商品部長・人事部長

現場からの報告(2) フットワークを駆使して企業との連携を深める

土方 聖志
高知東工業高等学校進路指導部長

現場からの報告(3) 女子は事務系、男子は多様な職種に

斎藤 忍
浦和商業高校進路指導部主事

現場からの報告(4) 地元の雇用対策に焦点

山田 孝樹
ハローワーク浦和上席職業指導官

現場からの報告(5) キャリア教育は社会で生きるための方向付け

長須 正明
東京聖栄大学専任講師

第二部 議論