開催報告 第92回労働政策フォーラム(2017年6月29日)
今後の企業の転勤のあり方について─仕事と家庭生活の両立の観点から─

写真:会場の様子

企業における「転勤」のあり方が注目されている。女性の社会進出やワーク・ライフ・バランス推進の動きを背景に、転勤をめぐる雇用管理への配慮を模索する企業も見られている。ここでは転勤に関する雇用管理に焦点を当てた労働政策フォーラム(2017年6月29日、東京都中央区で開催)の開催報告を紹介する。

基調講演

企業の人事権と転勤――古くて新しい課題

佐藤 博樹
中央大学大学院戦略経営研究科教授

事例報告①

従業員の自律とエンゲージメントを促進する企業文化――個人と組織の成長を加速させる多様な人材マネジメント

志水 静香
ギャップジャパン株式会社Gap人事部シニアディレクター

事例報告②

すかいらーくグループが目指す仕事と家庭の両立支援

匂坂 仁
株式会社すかいらーく人財本部人財企画グループディレクター

事例報告③

ダイバーシティの推進と多様なキャリアの実現に向けて

竹舛 啓介
サントリーホールディングス株式会社人事部課長

報告

ダイバーシティ推進における転勤の課題――厚生労働省研究会の報告

武石 恵美子
法政大学キャリアデザイン学部教授

パネルディスカッション 今後の企業の転勤のあり方について

パネリスト

志水 静香
ギャップジャパン株式会社Gap人事部シニアディレクター
匂坂 仁
株式会社すかいらーく人財本部人財企画グループディレクター
竹舛 啓介
サントリーホールディングス株式会社人事部課長
武石 恵美子
法政大学キャリアデザイン学部教授

コーディネーター

佐藤 博樹
中央大学大学院戦略経営研究科教授