講師プロフィール 第86回労働政策フォーラム(2016年9月20日)
生涯学習社会における多様な能力開発と働き方─「仕事」と「学び」のあり方を考える─

報告者(報告順)

宮本 みち子(みやもと・みち子) 放送大学副学長

千葉大学教育学部教授を経て現職。労働政策審議会委員、社会保障審議会委員、一億総活躍国民会議議員、中央教育審議会臨時委員、等を歴任。主な著書・論文に、『若者が無縁化する』(筑摩書房、2012年)、『下層化する女性たちー仕事と家庭からの排除と貧困』(編著、勁草書房、2015年)、『すべての若者が生きられる未来を』(編著、岩波書店、2015年)『リスク社会のライフデザイン』(編著、放送大学教育振興会、2014年)、『二極化する若者と自立支援』(編著、明石書店、2012年)『若者が社会的弱者に転落する』(洋泉社、2002年)などがある。

飯吉 透(いいよし・とおる)
京都大学理事補・高等教育研究開発推進センター センター長・教授

国際基督教大学・同大学院(教育工学)を経て、フロリダ州立大学大学院博士課程修了。Ph.D.(教授システム学)。カーネギー財団上級研究員・同知識メディア研究所所長、東京大学大学院情報学環客員教授、マサチューセッツ工科大学教育イノベーション・テクノロジー局シニアストラテジスト等を経て現職。世界経済フォーラム グローバル・アジェンダ評議会委員(「テクノロジーと教育」部門)、NHK日本賞審査委員などを歴任。主著に『Opening Up Education』(共著、MIT Press、2008年)、『ウェブで学ぶ – オープンエデュケーションと知の革命』(共著、筑摩書房、2010年)など。

大沢 真知子(おおさわ・まちこ) 日本女子大学現代女性キャリア研究所所長

日本女子大学 人間社会学部 現代社会学科教授。同現代女性キャリア研究所所長。

南イリノイ大学経済学部博士課程修了。Ph.D.(経済学)。コロンビア大学社会科学研究センター研究員、シカゴ大学ヒューレット・フェロー、ミシガン大学ディアボーン校助教授、亜細亜大学助教授を経て、現職。専門は労働経済学。最近の主な著書は『働き方の未来—非典型労働の日米欧比較』(編著、日本労働研究機構、2003年)『ワークライフバランス社会へ』(岩波書店、2006年)『ワークライフシナジー』(岩波書店、2008年)、『ワーキングプアの本質』(岩波書店、2010年)『妻が再就職するときーセカンドチャンス社会へ』(共著、NTT出版、2012年)『女性はなぜ活躍できないのか』(東洋経済新報社、2015年)『なぜ女性は仕事を辞めるのか』(共編著、青弓社、2015年)『女性にやさしいその先へ』(共著、朝日新聞出版社、2016年)。内閣府「仕事と生活の調和連携推進評価部会」委員。東京都女性活躍推進会議専門委員。

藤本 真(ふじもと・まこと) 労働政策研究・研修機構主任研究員

労働政策研究・研修機構主任研究員(人材育成研究部門)。専攻は産業社会学、人的資源管理論。働く人々の能力開発活動のほか、人材育成・キャリアディべロップメントに関する企業のマネジメント、中小企業セクターで働く人々(経営者・従業員)の意識や行動、公共職業訓練などの能力開発政策を主なテーマとして、調査研究活動に従事している。近時の業績としては、『企業における資格・検定等の活用、大学院・大学等の受講支援に関する調査』(JILPT調査シリーズNo.142、2015年)、『離職者訓練(委託訓練)に関する調査研究-訓練施設・訓練受講者のアンケート調査結果-』(JILPT調査シリーズNo.154、2016年)、『中小企業をめぐるヒトの移動概要―「採用と定着」調査・中間報告―』(JILPT資料シリーズNo.172、2016年)がある。

早川 信夫(はやかわ・のぶお) NHK解説委員

福島県出身、東京大学経済学部卒業後、NHK入局、報道局社会部、科学・文化部で主に教育・文化取材を担当。1994年「週刊こどもニュース」企画・創設。1997年解説委員、2005年解説主幹。著書『教育は変えられるか』(NHK出版)、『これならわかる教育改革1・2』(中央出版)等。出演番組「時論公論」、「おはよう日本」、「くらし☆解説」等。ラジオ「先読み!夕方ニュース」を担当。