開催報告 第86回労働政策フォーラム(2016年9月20日)
生涯学習社会における多様な能力開発と働き方─「仕事」と「学び」のあり方を考える─

写真:会場の様子

急速な社会の変化に伴い、職場では経営環境の変化に柔軟に対応できる人材が求められている。他方、個人にとっても生涯を通して学習し、職業能力を磨き続けることが必要になっている。そのためには、多様な人材がライフステージを通して活躍できる社会の基盤として、様々な形で「学び」の機会を広げていくことが重要となる。労働政策フォーラムでは、多様な人材の社会参加、人材育成とキャリア形成、社会人の学び直し等について、研究者が「仕事」と「学び」の観点から話し合った。

基調講演

グローバル化・人口減少・格差の広がる時代の仕事・くらし・学び

宮本 みち子
放送大学副学長

特別講演

オープンエデュケーションと生涯学習――その課題と可能性

飯吉 透
京都大学高等教育研究開発推進センター長

研究報告1

高学歴女性の人材浪費のメカニズムと生涯学習の重要性

大沢 真知子
日本女子大学現代女性キャリア研究所所長

研究報告2

企業で働く人の「学び」――「自己啓発」「学び直し」の現状と環境

藤本 真
労働政策研究・研修機構主任研究員

パネルディスカッション
生涯学習社会における多様な能力開発と働き方

コーディネーター・コメンテーター

早川 信夫
NHK解説委員

パネリスト

宮本 みち子
放送大学副学長
大沢 真知子
日本女子大学現代女性キャリア研究所所長
藤本 真
労働政策研究・研修機構主任研究員