開催報告 第75回労働政策フォーラム
高齢者の多様な働き方と社会参加の実現に向けて
~企業・行政・地域の取組み~
(2014年9月25日)

写真:会場の様子

わが国では現在、団塊の世代が高齢期に差し掛かり、総人口に占める65歳以上の高齢者人口の比率が全体の25%を超えている。高齢化のスピードも早く、2035年には65歳以上の高齢者が人口の3分の1に達するとも推計されている。今後、本格的な人口減少が見込まれるなか、社会の活力を維持していくためには、高齢者が充実したセカンドライフを送れるような活躍の「場」の創出が求められる。JILPTが2014年9月25日に開いた労働政策フォーラムでは、企業や地域などの取り組みを通じて、高齢者の多様な働き方と社会参加の実現に向けた仕組みや支援のあり方について議論した。

基調講演

生涯現役社会の実現を目指して

清家 篤
慶應義塾長

事例報告

①ダイキン工業における高齢者雇用の取り組み

藏本 秀志
ダイキン工業株式会社人事本部人事・労政・労務グループ担当課長

②高齢者は超高齢社会の担い手になれる─高齢者派遣事業の取り組み

有我 昌時
株式会社高齢社取締役(株式会社かじワン代表取締役社長)

③柏市・UR・東大共同プロジェクト『セカンドライフ支援事業』─概要と今後の展望

前田 展弘
ニッセイ基礎研究所主任研究員
(東京大学高齢社会総合研究機構客員研究員)

パネルディスカッション

高齢者の多様な働き方と社会参加の実現に向けて

パネリスト

藏本 秀志
ダイキン工業株式会社人事本部人事・労政・労務グループ担当課長
有我 昌時
株式会社高齢社取締役(株式会社かじワン代表取締役社長)
前田 展弘
ニッセイ基礎研究所主任研究員
(東京大学高齢社会総合研究機構客員研究員)

コーディネーター

伊藤 実
公益社団法人全国求人情報協会理事