講師プロフィール:第71回労働政策フォーラム
現代社会の諸問題とキャリア・コンサルティング
(2013年12月6日)

※報告順

パネリスト

浅野 浩美(あさの・ひろみ)
厚生労働省職業能力開発局キャリア形成支援室長

一橋大学社会学部卒。1983年労働省入省(心理)。1991年全国初の女性専用の公共職業安定所「大阪レディス・ハローワーク」初代所長。職業安定局雇用政策課広報担当官、群馬県職業安定課長、職業安定局業務指導課中央職業指導官等を経て、2003年より雇用・能力開発機構キャリア支援部職業意識啓発推進室長として、若年者職業意識啓発、キャリア・コンサルタントの養成等を担当。その後、大阪労働局需給調整事業部長、東京労働局需給調整事業部長等を経て、2011年4月より現職。

寺山 昇(てらやま・のぼる)
埼玉労働局職業安定課企画・調整室長

埼玉県労働部職業安定課入職後、県内の各ハローワーク等を経て労働大学校(全国の労働局・ハローワーク職員の合宿研修を行う機関)の准教授(3年間)、ハローワーク浦和専門援助部門統括職業指導官(3年間)、埼玉労働局職業対策課長補佐(2年間)等を歴任。2013年4月から現職。ハローワークにおける職業指導(窓口)に通算13年、特例子会社等の設立支援に通算7年携わる。2級キャリア・コンサルティング技能士、2級人事・人材開発スペシャリスト(ビジネス・キャリア検定)。

石川 邦子(いしかわ・くにこ)
日本産業カウンセラー協会東京支部キャリア関連講座部部長/
日本産業カウンセリング学会理事

IT関連企業に26年間勤め、主にオペレーション部門の人材育成と人事部門(採用・研修)を担当。35歳で役員就任し、全社の採用・教育全般の体制構築を行なう。44歳で自分の将来に迷いを持ち、2003年退職。独立後、ストレスケアサロン経営と併行し、法政大学キャリアデザイン学部に進学、2009年に同大学院に進み修士課程修了。現在は、企業向けの研修講師及びカウンセラー業務、日本体育大学、法政大学、白百合女子大学でキャリア教育担当。2011年に日本産業カウンセリング学会にて学術賞を受賞。2011年からJAICO東京支部キャリア関連講座部の部長として、キャリアカウンセラーの育成に務める。1級キャリア・コンサルティング技能士。

番田 清美(ばんだ・きよみ)
東京学芸大学学生キャリア支援センター特命准教授

東京学芸大学大学院教育学研究科修了。教育学修士。大手企業役員秘書、英語教室主催、桜美林高等学校英語講師を経て、2007年11月東京学芸大学学生キャリア支援センター特任講師。2008年5月より現職。文部科学省学生支援GP平成19年度~22年度「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」における東京学芸大学「学芸カフェテリアによる学修・キャリア支援」事業に従事。GP期間終了後、事業を大学本体組織として継続させる。2013年4月より、産業能率大学、桜美林大学にて非常勤講師としてキャリア形成授業を担当。GCDF。

石川 拓夫(いしかわ・たくお)
株式会社日立ソリューションズCSR統括本部ブランド・コミュニケーション本部本部長
(前 人事総務統括本部人財開発部部長)

1983年入社、以後人事総務部門において人事、採用、教育、活性化、組織風土改革、セカンドキャリア支援など、一貫して人事分野を担当。2013年7月より現職。2004年情報処理推進機構(IPA)ITプロフェッショナル人材育成協議会委員、2004年情報サービス産業協会人材育成委員会WG主査、2007~2010年IPAエデュケーション委員会副主査、2010~2012年IPA中小ITベンダー人材育成優秀賞表彰委員、2010年~ITスキル研究フォーラム理事、2012年IPA ITSS改訂のあり方検討委員会委員など歴任。

川﨑 友嗣(かわさき・ともつぐ)
関西大学社会学部教授

早稲田大学教育学部教育学科教育心理学卒業後、同大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程を修了。日本労働研究機構キャリアガイダンス研究担当研究員を経て、1997年関西大学社会学部に助教授として着任し、2003年より現職。専門領域はキャリア発達研究・キャリアガイダンス研究で、「職業指導Ⅰ・Ⅱ」「キャリアデザインⅠ~Ⅲ」などの科目を担当。キャリアデザイン担当主事として、キャリア相談など大学生のキャリア形成支援にも携わる。主な研究業績として、「キャリア形成支援によるフリーターのキャリア自立−支援者へのヒアリングに基づくキャリア自立プロセス・モデル構築の試み−」[共著](キャリア教育研究、2010年)、「キャリア教育の効果と意義に関する研究−意岐部中学校区における効果測定−」(関西大学人間活動理論研究センター研究成果報告書、2010年)など。

コーディネーター

下村 英雄(しもむら・ひでお)
労働政策研究・研修機構キャリア支援部門主任研究員

筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了。博士(心理学)。1997年より現職。当機構における主な研究成果は、『成人キャリア発達とキャリアガイダンス−成人キャリア・コンサルティングの理論的・実践的・政策的基盤』(研究双書、2013年)、「成人の職業スキル・生活スキル・職業意識」(JILPT調査シリーズNo.107、2013年)、「成人キャリアガイダンスの多様なニーズとそのあり方に関する調査研究」(労働政策研究報告書No.149、2012年)、「若年者の自尊感情の実態と自尊感情等に配慮したキャリアガイダンス」(JILPTディスカッションペーパー11-06,2011年)、「学校時代のキャリア教育と若者の職業生活」(労働政策研究報告書No.125、2010年)などがある。産業カウンセラー。2級キャリア・コンサルティング技能士。