講師プロフィール:第66回労働政策フォーラム
震災から2年、復興を支える被災者の雇用を考える
(2013年3月13日)


※報告順

パネリスト

本多則惠 (ほんだ・のりえ) 厚生労働省職業安定局雇用政策課長

1987年労働省(現、厚生労働省)入省。長崎県職業安定課長、労働政策研究・研修機構情報管理課長、内閣府高齢社会対策・仕事と生活の調和担当参事官、厚生労働省大臣官房参事官(賃金時間担当)等を経て、2012年9月より現職。

小野晶子 (おの・あきこ) 労働政策研究・研修機構副主任研究員

2003年日本労働研究機構(現JILPT)に入職、2010年より現職。専門分野は、NPOの労働、非正規労働(パート、派遣労働)、労働経済。NPOやボランティアに関連した最近の研究成果として、「東日本大震災復興過程のボランティアー調査結果からみた今後の災害対策への示唆―」(PDF:886KB)(ビジネス・レーバー・トレンド、2012年7月号)、『高齢者の社会貢献活動に関する研究―定量的分析と定性的分析から―』(労働政策研究報告書No.142、2012年)などがある。

永松伸吾 (ながまつ・しんご) 関西大学社会安全学部・大学院社会安全研究科准教授

中央大学法学部政治学科卒。1996年大阪大学大学院国際公共政策研究科に進学し、経済学に基づく公共政策理論を専攻。博士後期課程を2000年に退学し、同研究科助手。神戸・人と防災未来センター専任研究員、独立行政法人防災科学技術研究所特別研究員などを経て現職。専門は防災・減災・危機管理政策および地域経済復興。主著に『減災政策論入門』(弘文堂、日本公共政策学会著作賞)、『キャッシュ・フォー・ワーク』(岩波ブックレット)。一般社団法人CFW-Japan代表理事。

渡邊とみ子 (わたなべ・とみこ) かーちゃんの力・プロジェクト協議会会長元イータテベイクじゃがいも研究会会長

1954年福島市生まれ。1993年から飯舘村第4次総合振興計画地区別策定委員に就任し、地域の女性リーダー育成に取り組む。飯舘村第5次総合振興計画農村部会の委員として計画に携わる。その経験から平成の市町村大合併で法定協議会委員となる。2005年「イータテベイクじゃがいも研究会」会長として、飯舘村オリジナル品種のじゃがいも「イータテベイク」、カボチャの「いいたて雪っ娘」の生産、販売に取り組む。2007年「までい工房美彩恋人」を立ち上げ、「イータテベイク」、「いいたて雪っ娘」の商品開発、生産、加工、販売に力を入れる。2010年馬鈴しょ植物防疫補助員として「イータテベイク」の種いも生産に取り組む。2011年以降、東日本大震災、原発災害により避難生活を強いられるが、「あきらめない」心と、たくさんの応援により、かーちゃんの力・プロジェクト協議会代表として活躍中。

鹿野順一 (かの・じゅんいち) NPO法人@リアスNPOサポートセンター代表理事

1965年釜石市生まれ。釜石市で本業の菓子店を営む傍ら、まちづくり活動を経て、2004年に特定非営利活動法人@リアスNPOサポートセンターを設立。以降、様々な活動を行ってきたが、2011年東日本大震災により事務所を含めて被災した。それ以後は被災地のNPOとして「被災者が主役の復興」を目指して活動を再開している。震災後に岩手県内の中間支援NPOが連携し、設立された岩手連携復興センターの代表理事を務める。

コーディネーター

玄田有史 (げんだ・ゆうじ) 東京大学社会科学研究所教授

1964年島根県生まれ。東京大学経済学部卒業。経済学博士(大阪大学)。東京大学社会科学研究所教授。専門は労働経済学だが、2005年より希望学という新しい学問を始める。著書に『仕事のなかの曖昧な不安』(中央公論新社、サントリー学芸賞他)、『ジョブ・クリエイション』(日本経済新聞社、エコノミスト賞他)、『希望のつくり方』(岩波新書)他。日本経済学会・石川賞受賞(2012年)。

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