講師プロフィール:第64回労働政策フォーラム
職場のメンタルヘルス対策を考える
(2013年1月21日)

※報告順

パネリスト

椎葉茂樹(しいば・しげき)
厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課長

1988年産業医科大学を卒業し、厚生省入省。青森県むつ保健所所長、環境庁環境保健部環境安全課保健専門官、厚生労働省老健局老人保健課課長補佐、富山県厚生部長、環境省環境保健部特殊疾病対策室長、厚生労働省医政局研究開発振興課長等を経て2011年より現職。

原谷隆史(はらたに・たかし)
労働安全衛生総合研究所作業条件適応研究グループ部長

1986年 東京大学大学院医学系研究科保健学博士課程精神衛生学専攻を修了(保健学博士取得)。同年労働省産業医学総合研究所労働保健研究部研究員。1991年米国国立職業安全衛生研究所客員研究員(科学技術庁長期在外研究員として派遣)。1992年労働省産業医学総合研究所労働保健研究部主任研究官。省庁再編、独法化、独法統合を経て、2008年より現職。

郡司正人(ぐんじ・まさと)
労働政策研究・研修機構主任調査員

1989年日本労働協会(現労働政策研究・研修機構)に入職。同協会発行の『週刊労働ニュース』記者として、労働問題・労使関係などの取材・報道に従事したのち、9年前から現職。その間、97年から99年まで、JICA専門家として国際労働機関(ILO)のアジア太平洋総局(タイ・バンコク)に勤務し、共同研究プロジェクトの運営を担当した。法政大学大学院政策科学研究科修士課程修了、専門社会調査士。直近の調査では、「勤務医の就労実態と意識に関する調査」、「第6回勤労生活に関する調査」、「日本企業における留学生の就労に関する調査」などを実施した。

小林由佳(こばやし・ゆか)
本田技研工業株式会社人事部安全衛生管理センター 全社メンタルヘルス推進チーム

2005年岡山大学大学院医歯学総合研究科衛生学・予防医学分野修了。臨床心理士、博士(医学)。東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野客員研究員。職場のメンタルヘルスケアの専門職として、2003年よりJFEスチール株式会社西日本製鉄所でメンタルヘルスケアシステムの立ち上げと日常のケアを担当。2009年より現職にて全社方針の策定と推進体制の構築、運用に関わっている。著書として、『職場におけるメンタルヘルスのスペシャリストBOOK』(共著、培風館、2007)がある。

コーディネーター

濱口桂一郎(はまぐち・けいいちろう)
労働政策研究・研修機構統括研究員

1983年労働省入省。労政行政、労働基準行政、職業安定行政等に携わる。欧州連合日本政府代表部一等書記官、衆議院次席調査員、東京大学客員教授、政策研究大学院大学教授等を経て、2008年8月から現職。主著に『日本の雇用と労働法』(日経文庫)、『新しい労働社会』(岩波新書)、『労働法政策』(ミネルヴァ書房)などがある。