講師プロフィール:第62回労働政策フォーラム
介護職の安定的な採用・確保に向けて
(2012年9月19日)



※報告順

パネリスト

堀田 聰子 (ほった・さとこ)
労働政策研究・研修機構研究員

東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付研究部門特任准教授、ユトレヒト大学客員教授等を経て現職。博士(国際公共政策)。社会保障審議会介護給付費分科会専門委員、地域包括ケア研究会人材部会等において委員を務める。専門分野は人的資源管理、介護人材政策。主な共著に『ヘルパーの能力開発と雇用管理』(勁草書房、2006年)、論文に「介護保険事業所(施設系)における介護職のストレス軽減と雇用管理」(『季刊社会保障研究』第46巻第2号所収)等がある。

飯塚 裕久 (いいづか・ひろひさ)
NPO法人もんじゅ代表 小規模多機能型居宅介護ユアハウス弥生所長

1975年東京生まれ。37歳。小規模多機能施設「ユアハウス弥生」所長。東京医科歯科大学で臨床検査技術を学んだ後、母の経営する有限会社ケアワーク弥生入社。2006年小規模多機能型居宅介護ユアハウス弥生にて、認知症介護に携わる。2010年6月にNPO法人「もんじゅ」を立ち上げる。介護の現場で働く人たちが、課題を話し合い、解決を目指す「もんじゅミーティング」を、居酒屋などを会場に全国各地で実施、その活動が広がりを見せている。イブニング連載中の『ヘルプマン!介護起業編』の主役、飛石亘のモデルである。

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白井 孝子 (しらい・たかこ)
東京福祉専門学校ケアワーク学部介護福祉士科教務主任

看護師・介護支援専門員。聖路加国際病院、労働省(現厚生労働省)診療所勤務。江戸川区健康部にて訪問看護業務に携わる。現場と関わりながら平成2年から東京福祉専門学校において介護福祉士養成にも関わるようになる。近年、介護福祉士養成課程における教育内容等の見直しに関する作業チーム特別委員、介護福祉士養成施設協会シラバス班委員等も務める。介護と看護の連携の重要性、専門職として働き続けることの意義について伝え続けている。

鈴木 隆夫 (すずき・たかお)
埼玉県社会福祉協議会福祉人材センター副センター長

1989年法政大学法学部法律学科を卒業。一般企業に就職した後、1992年4月社会福祉法人埼玉県社会福祉協議会に入職。民生資金課長、施設業務課長を経て、2012年4月より現職。

門野 友彦 (かどの・ともひこ)
株式会社リクルートHR・斡旋カンパニー
雇用創出支援グループHELPMAN JAPAN担当

1985年株式会社リクルート入社。マンション・通信ネットワーク・企業内研修の営業、組織人事コンサルタントを経て、1999年以降、転職サイト「リクナビNEXT」の立ち上げ等WEBを使った人材マッチング手法の新規開発・運営に携わる。2011年4月から、介護業界の人材確保・定着戦力化を推進する HELPMAN!●JAPANプロジェクトを担当。著書に『Dr.門野の転活相談 書類で決める!転職術』(すばる舎、2012年)がある。

福士 亘 (ふくし・わたる)
厚生労働省職業安定局雇用政策課介護労働対策室長

1978年労働省入省。香川労働局職業安定部長、厚生労働省職業安定局地域雇用対策室地域企画官、同地域雇用対策室長等を経て2011年7月より現職。

コーディネーター

佐藤 博樹 (さとう・ひろき)
東京大学大学院情報学環教授

1953年東京生まれ。1981年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1981年雇用職業総合研究所(現、労働政策研究・研修機構)研究員。1991年法政大学経営学部教授。1996年東京大学社会科学研究所教授。2011年4月より現職。著書として、『人材活用進化論』(日本経済新聞出版社)、『人事管理入門(第2版)』(共著、日本経済新聞出版社)、『パート・契約・派遣・請負の人材活用(第2版)』(編著、日本経済新聞出版社)、『職場のワーク・ライフ・バランス』(共著、日本経済新聞出版社)などがある。兼職として、厚生労働省・労働政策審議会分科会委員、内閣府・ワーク・ライフ・バランス推進官民トップ会議委員、東京労働局・東京地方労働審議会会長などを務めている。