講師プロフィール:第57回労働政策フォーラム
経営資源としての労使コミュニケーション
(2012年1月24日)



※報告順

報告者

濱口桂一郎(はまぐち・けいいちろう) 労働政策研究・研修機構統括研究員

1983年労働省入省。労政行政、労働基準行政、職業安定行政等に携わる。欧州連合日本政府代表部一等書記官、衆議院次席調査員、東京大学客員教授、政策研究大学院大学教授等を経て、2008年8月から現職。主著に『日本の雇用と労働法』(日経文庫)、『新しい労働社会』(岩波新書)、『労働法政策』(ミネルヴァ書房)などがある。

呉 学殊(おう・はくすう) 労働政策研究・研修機構主任研究員

1962年韓国忠清北道永洞郡生まれ。1988年韓国忠南大学卒業(社会学専攻)。1990年ソウル大学大学院修士課程卒業(社会学専攻)。1994年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。1997年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。2001年社会学博士。1997年日本労働研究機構(現、労働政策研究・研修機構)に入職。2008年より現職。最近の主な研究成果に、『労働紛争発生メカニズムと解決プロセス―コミュニティ・ユニオン(九州地方)の事例―』(労働政策研究報告書No.111、2009年)、『個人加盟ユニオンの紛争解決―セクハラをめぐる3つの紛争事例から―』(JILPT資料シリーズNo.76、2010年)、『労使関係のフロンティア―労働組合の羅針盤』(JILPT研究双書、2011年)などがある。

赤塚 一(あかつか・はじめ) 資生堂労働組合中央執行委員長

1957年東京都墨田区生まれ。1975年3月東京都立本所工業高等学校を卒業し、同年4月から株式会社資生堂東京工場に勤務。翌年4月に久喜工場に異動(エンジニアリング部・新工場棟建設担当)し、8月から支部役員として活動、支部三役を6年間経験後、中央本部専従となる。1995年8月中央本部専従中央執行委員、1996年中央本部専従中央書記長、1998年8月中央本部専従中央執行副委員長、2001年12月中央本部専従中央執行委員長となる。専従17年目、委員長11年目を迎えている。

恩田 茂(おんだ・しげる) ケンウッドグループユニオン中央執行委員長

1982年株式会社ケンウッド(現、JVCケンウッド)入社。計測機器事業部配属、設計・開発業務に従事。ケンウッド労働組合相模支部執行委員、横浜支部書記長等を経て、1990年に本部専従中央書記長、1996年に中央執行委員長に就任。2004年にグループの複数労組を単一労組化しケンウッドグループユニオンを結成し、同中央執行委員長に就任。現在に至る。

山田 茂(やまだ・しげる) 株式会社山田製作所代表取締役社長

1962年大阪市生まれ。1986年大学卒業後工作機械の商社勤務を経て、1994年、父が経営する(株)山田製作所に入社。面接希望者すらも敬遠する汚かった町工場を徹底した3S(整理、整頓、清掃)で社員と共に大変革。海外からの見学者も含めて毎年200社以上(900名)が見学に訪れる町工場の二代目経営者。「労使の信頼関係ってなんでしょう?この本質をいつも考えています。信頼関係を築くためには、経営者(リーダー)の経営姿勢が確立されていないと真の信頼関係を築く出発点に立てません。」