講師プロフィール:第50回労働政策フォーラム
今後の外国人労働者問題を考える
―経済危機が日系人労働者に与えた影響等を踏まえて―
(2010年12月4日)



※五十音順

井口 泰 (いぐち・やすし)
関西学院大学経済学部教授・少子経済研究センター長

1976年一橋大学経済学部卒業、労働省入省、80~82年エアランゲン・ニュルンベルク大学留学、92年職業安定局外国人雇用対策室企画官、URサービス貿易交渉及びOECD・SOPEMI参加、94年外国人雇用対策課長、95年関西学院大学経済学部助教授、97年同教授、99年博士号取得、00年リール第一大学客員教授、01年マックスプランク研究所客員研究員、03年から外国人集住都市会議アドバイザー、05年から少子経済研究センター長、05~10年規制改革会議(海外人材担当)専門委員、主著に『外国人労働者新時代』(ちくま新書)ほか。

小野 五郎 (おの・ごろう) 埼玉大学名誉教授

1943年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、通産省に入る。30歳代半ばにメキシコに渡り、国連工業開発機構専門家として勤務。信州大学経済学部教授などを経て、92年より埼玉大学経済学部・同大学院経済科学研究科教授。現在は、埼玉大学名誉教授。専門は、経済政策、産業政策、地球環境、価値論など。

中村 二朗 (なかむら・じろう) 日本大学大学院総合科学研究科長

1978年慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程終了。京都大学経済研究所助手、東京都立大学経済学部教授などを経て、2005年より現職。著書に、『日本経済の構造調整と労働市場』(編著、日本評論社)、『労働市場の経済学』(共著、有斐閣)、『日本の外国人労働力』(共著、日本経済新聞出版社)など。

野口 尚 (のぐち・ひさし)
厚生労働省職業安定局派遣・有期労働対策部外国人雇用対策課長

1961年千葉県生まれ。1985年厚生省入省。自治体は、北海道滝川市、岡山県岡山市に勤務。日本社会事業大学助教授、医政局看護課看護職員確保対策官、内閣法制局第四部参事官、労働基準局勤労者生活部企画課長を経て、2010年8月より現職。

樋口 直人 (ひぐち・なおと) 徳島大学総合科学部准教授

1969年生まれ。一橋大学大学院を経て、1999年から徳島大学教員。専門は社会学で、現在の研究テーマは在日外国人、社会運動と政治で、在日南米人を対象とするフィールドワークを15年前から続けている。主な著編書に『顔の見えない定住化』、『再帰的近代の政治社会学』、『国境を越える』、『社会運動の社会学』、『社会運動という公共空間』。


渡邊 博顕 (わたなべ・ひろあき) 労働政策研究・研修機構副統括研究員

失業の地域構造分析に関する研究を担当するかたわら、外国人労働者問題の調査研究も手がける。主な業績と研究成果に『地域雇用創出の新潮流―統計分析と実態調査から見えてくる地域の実態』(JILPTプロジェクト研究シリーズNo.1、共著、2007年)、『地域雇用創出の現状に関する研究』(JILPT労働政策研究報告書No.65、共著、2006年)、『外国人労働者問題の現状把握と今後の対応に関する研究』(JILPT労働政策研究報告書No.14、共著、2004年)、『非正規就労外国人労働者の雇用・就業に関する事例』(JILPT Discussion Paper 05-014、2005年)など。